動物とかのブログ

日常に隠された、ちょっと気になる何かを探して。

トビハゼは実に素晴らしい生き物です。

お、なんか、できたみたい。
生き物好きの私のブログだから、きっと生き物の話が多くなるかもしれませんが、
いろいろなことを楽しみながら書いていきたいと思います。
さて、うちには可愛がっているトビハゼがいるのですけど、
飼うまではこれほど素晴らしい生き物だとは思いませんでした。
魚がいつも陸にいるというだけでも不思議で興味深いのに、とにかくよく慣れるんですよ。
うちではカーニバルというアロワナ用の餌を水でふやかして
小さなプラスチックスプーンであげていますが、どこにいてもすっとんできます。
陸地にちょこんとのっかって餌を待っている姿はとってもかわいいですよ!
ひとしきり食べると、餌を差し出しても、もういらないとばかりプィッと横を向いてしまったり、
時々まばたきをしたりと、仕草ひとつとっても、見ていて飽きません。
知れば知るほどその魅力は増すばかりです。
薄い海水を作ったりする手間くらいはかかりますが、
飼育も容易でよく慣れるこの魚は、
私にとってはもっとも素晴らしい生き物のひとつです。
ところで、このトビハゼ、餌の時にちょっと油断していたら、
水槽から出てきてしまいました。
ぴょんぴょんはねて、あっちへこっちへ大騒動!
幸い良く慣れていたおかげで、
こっちに向かって飛んできてくれて簡単に保護できましたが、
万が一にもどこかの隙間に入り込んでしまったらそれこそ大変です。
そんなわけで、今ではいっそう気をつけながら餌をあげているのでした。

屋内に迷い込むムシたち

この季節、都会の屋内にもいろんなムシがやってきます。
うちにも時々セミが飛び込んできては騒がしく飛び回っています。
そして部屋のどこかで静かになったと思ったら、
突然すぐそばで「グエッ!」とかいう大きなうなり声をあげてびっくり。
ガサゴソ動く音を頼りに保護して、
2階の窓から真夏の夜空にお帰りいただきました。
……はずが、ゴトッという音と共に2階の屋根に落下。
おいおい……。
もそもそ歩いて立ち去るセミでした。

そういえば先日、パソコン量販店のゲームソフト売り場に行ったら、
大きなオニヤンマ(大型のトンボ)が飛び回っていました。
彼はガシャポンコーナーにやってきて新作をチェックしたのち、
今度はアニメキャラクターのフィギュアコーナーへ。
アメコミヒーローのフィギュアを
ホバリングしながら熱心に眺めていたのでした。
彼が無事にムシキングのコーナーへたどり着けたことを願うばかりです。
あ、たしか、同じコーナーに昆虫採集セットも売ってたぞ……。

絶滅危機動物と自然保護

昨日、とつぜん、Yahoo!さんからメールが!
なんと、メインサイトのわらべねこ自然画像館を
Yahoo!さんに掲載してもらっちゃったのでした!
推薦をしないと掲載どころか見てももらえないと思っていたのですが、
こんなこともあるんですねー♪
なにより、これだけ大きなポータルサイトが、
大量に送られてくるであろうサイトの情報を待っているだけでなく、
人が自ら出向いていって新たなサイトを探求しているという、
そんな攻めの姿勢に驚きと感動を覚えました。すごい。

自然と動物に関するサイトをつくりたいと思って始めたこのサイト。
10ヶ月経って、ようやくスタイルも固まりつつあります。
世界にはあまり知られていない珍しい動物がたくさんいて、
その中には絶滅の危機にある種もかなりの数に上ることでしょう。
そしてそんな稀少動物を取り上げるにあたり、
「数が少ないから保護しなくては」ということよりも、
珍しい動物たちが本来持っている
それぞれの素晴らしい魅力をご紹介していくことの方が、
私には合っているように思うのです。

私の思う自然保護は、義務でも使命でもなく、
絶滅危機動物への愛情ゆえに、
困っている友達に手を差し伸べるような気持ちに
近いものなのかもしれません。

いなくなったら、寂しい…、ただ、それだけなのです。

思いがけない幸運

なんと、メインサイトのわらべねこ自然画像館が、
Yahoo!さんの「今週のオススメ」に!!
少しづつ積み上げた物が評価してもらえるのって、
やっぱり素直に嬉しいです!!

なんだか涼しい夜です。
昨日までは、部屋の天井付近をセミやコガネムシ、
あげくの果てにはスズメバチまでもがブンブン飛び回るという、
目が点になるような光景が日夜繰り広げられていましたが、
いまはすっかりしみじみとした穏やかな時間が流れています。
外では涼やかな虫の音が静かに響いて実に風流な雰囲気です。

何かに心をとらわれていると見過ごしてしまいそうな小さな出来事。
けれども、ふと夜風や虫の音に意識を傾ければ、
なんとはなしに幸せを感じられるのです。

優しい虫の音、頬をかすめる風、煌々と輝く月明かり、またたく星々……、
何人をも分け隔てなく、
ひとときのくつろぎを与えてくれる自然からの贈り物。
私にはなくてはならない大切な時間です。

やなことはサッと忘れて、いいことはズッと覚えていたい。
深い悲しみは時々なつかしく思い出せばいい。
それが私の幸せの秘訣。
良いことも悪いことも、
気持ちひとつで何倍にもなったりしませんか?
ならば、いつも楽しいことを考えていた方が得ですよね。
結局、人の中にある喜怒哀楽のスイッチは
意外にシンプルなのかも。
んっ!? 私だけ?!

チワワの寝顔とヒコウキソウ

安売り広告のチラシをにぎりしめて、
フォーマルスーツを買いにデパートに行きました。
入ってすぐ、前方にペットコーナーを発見!
しかしここでつかまってしまうと
スーツが手に入らないかもしれない。
帰りに立ち寄ることにして、スーツ売り場に急ぐ。
家族でにぎわう休日のデパート。
ベビーカーですれ違う赤ちゃんと目があったので、
ニッコリ微笑んでみました。
だがしかし、なぜ目をそらすんだベイビー。

目的のスーツもすぐに見つかり、
親切な店員さんにあれこれやってもらって
裾あげ完成までの1時間の間、
店内を観察してまわりました。
そして、観葉植物のコーナーへ足を踏み入れると、
そこには観たこともない奇妙な草が。

ヒコウキソウ

その葉はまるでアゲハ蝶の様です。
なんとも気に入ってしまい、
さっそく一鉢をレジへ。



1時間はまたたく間に過ぎ、
仕立ててもらったスーツを受け取って、
帰りの出口に向かいます。
来るときに通り過ぎたペットコーナー。
さっそく覗き込むと、たくさんのチワワがいました。
そのうちの一頭がフカフカしたものに頭をのせて
うつらうつらといねむり中。
そっと見ていると、
フカフカしたものからカクンと頭がずり落ち、
寝ぼけまなこで呆然とするチワワ。
なんとも和やかなひとときでした。

さてさて、無事にスーツも買えたし、
帰りますか。



買ってきたヒコウキグサはベランダに置きました。
外には涼しい夕風が吹いていて、
たくさんの葉がゆらゆら揺れています。
それはまるで、
蝶たちが集会をしているかのような光景だったのでした。

果物の王様ドリアンの試食とスズメのハプニング

果物の王様ドリアンを食べました!
だめだ……。
わかっていたことではありましたが、
そのニオイは想像を越えていました……。
なんか家中がガス漏れしているかのような状況に。
で、他にもいくつか変わった果物を食べてみました。
すっきり爽やかな甘みのある果物の女王マンゴスチン、
ねっとりとした甘さのチェリモヤ
そして一番おいしかったのは、なんと言ってもピタヤ!!
果皮がウニョウニョしている奇妙な姿ながらも、
半透明の果肉は、えもいわれぬまろやかな甘み!
しつこくなく、まさに夏にぴったりの
激うまトロピカルフルーツだったのでしたっ!!!
もう秋だけど。

先日、
展示会を観に東京ビッグサイトに行ってきたのですが
その日は激しい突風が吹き荒れる大変な天候でした。
で、目の前でありえない光景が。
なんとスズメが横向きに飛んでいくではありませんか!
飛んでいく、というより、
吹っ飛んでいったという感じでしたが、
無事に街路樹に着地できたようでひと安心。
よかったね。

世界の珍しい鳥の楽園(1.鳥と遊ぼう編)

世界鳥類園バードピアに行ってきました!
横浜マリンタワーの4階と5階にある、鳥たちの楽園!
少し前に友人の結婚式がありまして、
式場近くの横浜マリンタワーを通りがかり、
そこにあるポスターを見つけたのです。
なんと鳥たちに手からエサをあげられるらしいではないですか!
これは行きたいぞ!
式までは1時間半ほどあったのですが、
受付の人の話によると30分くらいでまわれるらしいバードピア、
私がそこに放たれたら数時間は出てこないことでしょう。

そんなわけで、日をあらためて行ってきたのでした。
入り口には大きなサイチョウの「サイちゃん」が。
ものすごく静かで、
最初はオブジェかと思い通り過ぎてしまいました……。

4階の入り口で金属のカップに入ったエサをもらい、
さっそく中へ!!
と、その時、後ろから5階へ上がるお客さんと
エサを追加してくれる受付の方との会話が聞えてきました。
「エミューにもあげて下さいね」

なに!?エミュー!?
エミューといえばオーストラリアに生息する
世界で2番目に大きい巨鳥じゃないですか!!
いるんですか!?ここに!?
高まる期待を胸に、私はいよいよ最初の扉を開けたのでした。

扉を開けて中に入ると
いきなりサイチョウがこちらをチラリと伺います。
おそらく一番たくさんゴハンにありつけるのは、
このサイチョウでしょう。
そそくさと次の扉を開けて更に進むと
中では美しいクジャクが出迎えてくれました。
クジャクにエサを差し出すと、トマトを選んでついばみます。
そして奥には青くて足の大きなウズラのような鳥が。
セイケイ(青鶏)でした。
印象的なその鳥にエサをあげようとしたのですが、
なぜか近寄ってくれません。すでに満腹なんでしょうか。

更に扉を開けて次のエリアへ。
そこには色とりどりの
たくさんのインコたちがいました。
次々と私を追い抜いて行った何組もの方々から
これでもかというくらいエサをもらっていたようでしたので
私は更に次のエリアに向かうことにしました。

中に入ると美しい小さな鳥が低木の上に乗っかっています。
ソウシチョウ(想思鳥)です。
カップからエサをついばむとサッと飛んでいき、
地面においてゆっくり食べていました。

そんなこんなで4階をひとしきり満喫した後、
入り口に戻ってエサを追加してもらい、
次はいよいよエミューが待ちうけるという5階へ!!
果たして、そこで出会ったものとは!?

世界の珍しい鳥の楽園(2.エミューを探す道のり編)

【前回までのあらすじ】
鳥の楽園「世界鳥類園バードピア」にやってきた私。
4階でサイチョウやクジャクとたわむれ、
いよいよ5階へ。
そこにエミューがいるという情報をつかんだ私は、
はやる気持ちを抑え、次なるステージへと向かうのでした。



さっそく5階への階段を上り、
いざエミューの待つ第二ステージへ。

扉を開くとすぐ目の前に、
やや小型のサイチョウが待っていました。
キタカササギサイチョウです。
追加してもらっていっぱいになったエサ入れを差し出すと
大きなくちばしで小さなエサ入れから
器用にエサをついばんでいきました。

そして、更に進むと、そこには!!
いました!!!
巨大鳥類の生き残り、エミューです!!!
こんなに間近で出会えるとは、まさに驚くばかり。

とりあえず目の前の低木の上に
静かに座っているインドクジャクにエサを差し上げて、
次はついにエミューの番です。
ノッシノッシと近づいてきます。
なんというコワモテの顔でしょう。
近くで見ると、まるで恐竜のようです。
そしてなんという大きさ!デカイ……。
カップを差し出すと大きな目でジロリと中を覗き込み、
豪快にエサに食らいついてきました。
今までの鳥たちとは比較にならないほどのインパクトで、
しっかり持っていないとカップを落としそうです。

写真を撮ろうと間近でカメラを構えると
ここで思わぬハプニングが発生!なんとエミューが、
カメラからぶら下がっていたレンズカバーをくわえてしまったのです。
見つめ合うエミューと私。
エミューは私にレンズカバーを返してくれました。

エミューのために温存してきたエサのたくさん入っていたカップは、
エミューの大きな口によって、わずか三口で空となりました。
この偉大なる巨鳥にエサをあげられるなんて!
私にとって、それはまさに期待を遥かに超えた
とてつもなく素晴らしい体験だったのでした。

古代の巨大鳥類エミュー。
その唯一の生き残りであるこの種と出会えたことの、なんという幸運!
私がこの鳥をますます好きになってしまったのは言うまでもありません。

秋なのにクワガタ登場

少し前のこと。
ひとつがいのゼブラノコギリクワガタが住んでいた大きなプラケース。
フタの近くまで厚く敷き詰めた昆虫マットの中から、
大きな幼虫がプラケースの透明な壁ごしにこちらを見ていました。
さっそく掘り返して一名様づつプラコップの個室へ。
ところが予想以上に幼虫さんがいるようです。
せっせとプラコップに昆虫マットを詰め込んでは
次から次へと出現する幼虫さんたちを入れていきます。
あんなにあった昆虫マットもだんだん足りなくなってきて、
後の方々は半分以下の量でガマンしてもらうことに。
プラコップも底をつき、とうとうプリンケースまで出動です。
しかもなんと、サナギになっている方までいるではありませんか!
一体だけですが、どうやらメスのようです。
サナギ専用の個室は特別仕様。
昆虫マットを固く詰め込み、すり鉢状に窪みをつけて、
その上にそっと寝かせたのでした。

あれから3週間。幼虫たちはまだサナギになる気配はありません。
そしてあのサナギはというと……、生まれました!
ひっくり返ったままの姿勢で手足を縮めてジッとしていたので、
とりあえず起こしてあげました。
小さなアゴを開いて威嚇のポーズ。なんか、怒ってるみたいです。
個室に餌の昆虫ゼリーを埋め込んだのですが、
目もくれずに昆虫マットの中にもぐっていってしまいました。
まぁ、何はともあれ、元気に成虫になってくれて何よりです。

ザリキング

気が付けば早くも去りゆく正月。あぁ……。
遅ればせながら、
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今日はお休み。久しぶりに甲虫王者ムシキングを見ました。
あのオープニングがたまらなく好きなんですよね。
泣けます!もちろんCDも購入済みですとも!
昨年に私が買ったシングルでは最高の一枚です!!
(甲虫王者ムシキング主題歌「生きてこそ」 歌:Kiroroさん)

うちにはザリキングがいますよ。
ザリガニの、そのヨロイのようなボディとメカニカルなフォルムは、
まさにエビ世界の王者!!まさに男の子の憧れの的(推測)!!
でもうちのザリガニはちっこい種類なので王者は無理かもね……。

ところでザリガニってよくみるとかなりカッコイイですよ!
巨大なハサミを振りかざして勇ましく闘う姿は、
それはもうカブトムシにも負けないくらいの大迫力なのです!!
うちのザリガニはメスしかいない種類だからハサミ小さいですけどね……。

メスしかいない種類!?
ザリキングじゃなくて、ザリクィーン!?

不思議で可愛い犬の物語「ミトン」

帰宅途中にゲームセンターで
ミトンのぬいぐるみをゲットしました。
ミトンというのは1967年にソ連で制作された、
思わずホロリとしてしまう不思議で感動的な犬の物語です。
飼いたくても飼えないワンコを思いながら
手にはめた赤いミトンで遊んでいると……。
まさにワンコ好きの弱点を突いた素晴らしい作品と言わざるを得ません。
ミトンのこと、実は私、ゲームセンターで初めて知りました。
そのゲームセンターにはミトンのDVDが
イチオシとして紹介されていたのです。
クレーンゲームには黒くて綺麗な青い目のワンコも入っていて、
最初はそっちも良さげだったんですが、
この物語を観てしまったが最後、もうこの赤いワンコに夢中です。

取るぞーと気合い十分でクレーンゲームに臨んだのですが、
あっさり一回で取れてしまいました。
そこはやはり、不思議なワンコ、ミトンのことです。
きっと何か特別な力が作用したに違いありません。
もしかして、私にミトンを広めてよってこと!?

いつも親切にしてくれる、
お馴染みの店員さんに袋をもらい、
きらめく光が冴え渡る星空の下を
小さなミトンを抱えて帰路についたのでした。

白いメダカ

大きなイベントに行ってきました。
優待ハガキをにぎりしめて、まずはお目当てのブースへ直行です。
そしてそこはすぐに見つかりました。
オシャレなケースの中を泳ぐ魅力的なお魚たち。
ひととおり見て回った後、
眼鏡の似合う知的な雰囲気の係の方に優待ハガキを手渡して
アンケートに記入し、手さげ袋をゲット!
そしてその中には白いメダカが入っていたのです!

学校などでよく見かける黄色いヒメダカは改良品種。
野生のメダカはクロメダカと呼ばれますが、
いつからかシロメダカという品種が登場してきました。
実はメダカには、けっこうたくさんの品種がいます。
体型も細いのや太いの、ヒレの形や色や模様も様々です。
私はヒメダカとクロメダカしか飼ったことはなかったのですが、
今日ついにシロメダカがやってきたのでした。
つぶらな瞳と均整の取れた体型でメダカの基本的な魅力はそのままに、
そのすっきりとした白のなんとも綺麗なこと。
ところどころに入るキラキラした小さな班が、
時おりダイヤのように輝きます。
私は基本的に原種を好むのですが、
このシロメダカはかなりのお気に入りになってしまいました。

メダカは理想的な環境で何ヶ月かを過ごして落ち着いてくると、
とても深みのある渋い美しさを放ってきます。
特に野生のクロメダカは地域によって色や模様が少しづつ違っているのですが、
日本の多くの河川でそうした地域特産種が
次々と絶滅していっているのは、とても残念に思えてなりません。
私が子供の頃に野生のクロメダカと親しんだ自然の池のあった場所も、
今では面影すらないほどに立派なマンションへと姿を変えてしまいました。

(そういえば、子供の頃、メダカの素晴らしさを教えてくれたのは、あの池だったっけ……)

今日うちにやってきた白いメダカをきっかけに、
ふと、そんなことを思い出したのでした。

チューリップの発芽

去年の秋にやってきたチューリップ。
咲き終わった幾つもの球根を保管していたのですが、
久しぶりに見てみると
なんとみんな緑色の元気な芽を出していました。
土に植わるまで待ちきれなかったみたいです。
うちのチューリップの品種は2種類。
オレンジ色で花の先っぽがとんがっているバレリーナ、
黄色から赤色へと花の色が変わるカメレオン。
バリエーション豊かなチューリップは、
あれこれ見てるだけでも楽しいです。
そういえばチューリップに限らず、
球根植物は個性派ぞろいの魅力的なものばかり。
土なしでも花が咲くコルチカムとか、
紫のアフロヘアー風なギガンチウムとか。
厳しい寒さも越して良い陽気になってきたことだし、
まだ見ぬ球根植物を探して花屋さんを見て回ろうかな。

おっと、
その前に芽の出たチューリップを植えなくちゃ。

輝くシダと水草の関係

先日、不思議なシダがやってきました。
メタリックブルーに輝くコバルトシダです。
わさわさ生えている葉のうち、いくつかの葉が光の加減によって青く見えます。
コバルトシダは熱帯魚ショップでお目にかかる水草のミクロソリウムと同じ仲間。
水草の方も鮮やかなグリーンが美しい魅力的な水生シダですが、
陸上のミクロソリウムと水中のミクロソリウム、
どちらも根のような茎を横に這わせてニョキニョキと葉が出てくるところはそっくりです。

マドカズラという観葉植物があります。
かの巨大草モンステラと同じ仲間で
葉にたくさんの穴が空いている奇妙な植物です。
マドカズラは一枚の葉のついた枝を切って土に差しておくだけで簡単に殖えますが、
土ではなく、水をいっぱいに入れたコップに葉を残して沈めておいたことがあります。
やがて根元からは土に差したときと同じように小さな新株が出てきましたが、
そのまま水の中で育ててみたら、あら不思議。
すっかり水草のような、明るいグリーンの柔らかい葉になってしまったのです。
水草の多くは水上葉を出すことができますし、
熱帯魚ショップで売られている水草も
ファームでは根だけを水につけて栽培していることからも、
湿地の植物や多湿な環境の植物は、
けっこう多くの種類が水草になれる潜在能力を持っているのかもしれませんね。

トビハゼが岩の上にのって辺りの様子を眺めています。
トビハゼ水槽の周りには変わった生き物ばかり。
一匹で殖えるミステリーザリガニや、葉から子株が次々出てくる不死鳥。
そして今度は青く光るコバルトシダ。
(またヘンなのがやってきた……)
トビハゼさん、そんなことを思っているのかも?
でも、魚なのに陸で暮らすトビハゼさんも
相当な変わり者だと思いますけど……。

サラマンドラ~炎の精霊

私は「NHKみんなのうた」がとても好きで、
ノッポさんの歌う「グラスホッパー物語」とか、「OSANPO」とか、
知らずにいるには惜しい曲もけっこうあるんですよね。
最近、CDつきの「NHKみんなのうた絵本 (3)」なるものが発売されて、
ついに出ました「サラマンドラ」!
やっぱりカップリングの
「北風小僧の寒太郎」を目当てで買う人が多いんじゃないかと思いますし、
こっちの曲ももちろん大好きなんですけど、
この「サラマンドラ」っていう曲、
なかなか探してても見つからなかった幻の名曲で、
この曲がこうしてまた聴けるのは感慨深いものがあります。

サラマンドラはサラマンダーとも呼ばれます。
遠いむかし、錬金術においては、
金を生み、不老不死をもたらす賢者の石を作るのに、
地水火風の精霊の力が必要とされていました。
地の精霊ノーム、水の精霊ウンディーネ、風の精霊シルフ、
そして炎の精霊がサラマンドラなのです。
サラマンドラはトカゲのような姿をしていて、
火の中で生まれ、火を食べて暮らすと言われています。

実はサラマンドラと呼ばれる実在の生き物がいます。
学名もサラマンドラ・サラマンドラ(Salamandra Salamandra)。
イモリやサンショウウオに似た生き物で、
ファイアーサラマンダーの名前でも知られています。
鮮明な黄色と漆黒のツートンカラーでとても目立つ生き物です。
耳の後ろから毒を出すので派手な警戒色をまとっているのでしょう。
キャンプファイヤーで丸太と一緒に火にくべられるなどしても
焼けずに火の中を動きまわっている姿をしばしば目撃されたことから
サラマンドラと名付けられたようです。

「NHKみんなのうた絵本 (3)」のサラマンドラ、ちょっと切ない曲ですが、
不思議で幻想的で、何度聴いてもしみじみと心に響きます。

イルカファンタジー「ドルフェリア」

新江ノ島水族館に行ってきました。
以前からこの水族館のイルカショーはすごく感動的だったのですが、
なかでもファンタジーな雰囲気のドルフェリアはお気に入り。
そんなドルフェリアが8月末で終わってしまうというので、
また観ておこうと足を運んだのでした。

とりあえずひととおり館内を見て回ると、
キラキラ輝くカブトクラゲが!すごい綺麗です!
二枚貝のフレームスキャロップは
イナズマのような青い光が走る不思議な生きもの。
十数年前に育てていたことがあるのですが、
久しぶりの閃光に懐かしく見入っていました。

そんなこんなで開演30分前。
ステージに行くとすでに8割の席が埋まっていました。
空いている後列に座を決め落ち着きます。
そこへとつぜんアナウンスが。
「前四列はずぶぬれです」(本当はもっと丁寧な言い方でした)
その直後、出番を待ちきれない(?)一頭のイルカが乱入!
豪快なジャンプで前四列が水びたしに。
あぁポップコーンも水びたしに……。
お客さん達、笑いながら後ろの席に移動していきます。

開演まであと少し。
ステージからは海が見えました。
カモメがすぐそばを通り過ぎていきます。
午後の日差しがイルカのプールにあたり、水面を輝かせています。
その光景のなんと美しいこと。しばし感傷的な気分に浸っていました。

そしてついにはじまりました。
妖精アクアンとイルカのコラボレーション「ドルフェリア」

なんと幻想的なこと。
素晴らしい歌、素晴らしいストーリー、素晴らしい演出、
そしてイルカたちのアクロバティックなジャンプ。
クライマックスで
大好きなオキゴンドウの黒い巨体がイルカに混じって跳ね上がる様は、
もはや言葉にもなりません。
やがてステージを包む無数の光たち。
こんなすごいステージが終わってしまうなんて。

放心状態のまま館内をさまよって、
ウミガメのプールにたどりつきました。
お客さん、誰もいません。
水面に反射する夕日がまぶしくも美しい景色です。
じっと見ていたら、アオウミガメがどんどん近づいてきます。
どんどん近づいてきて、
半分くらい陸にあがってきてしまったではありませんか!
あれ!ウミガメって産卵のときしか水から出ないんじゃないんですか!?
素晴らしい思い出がまたひとつ出来ました。

本当に有意義な一日でした。イルカもウミガメもアクアンも最高です!
もちろん帰りには売店でドルフェリアのDVDをゲットしてきましたとも。

エアープランツがやってきた

新しく出来たホームセンターにエアープランツがありました。
けっこういろいろな種類があって、
クネッっとした曲線が美しいセレリアナやカプトメデューサなどなど、
柔らかくて優しい雰囲気のをいくつかゲットしました。
なかでもお気に入りがまるでモジャモジャの毛糸のようなウスネオイデス。
吊す場所がなかったので広げて敷いて他のエアープランツを載せていますが、
なんとも言えない不思議な雰囲気ですごく良い感じ。
すっかりエアープランツにはまってしまいました。

エアープランツは10年以上前にイオナンタを栽培していたことがあります。
当時は熱帯魚の専門誌などに小さな広告が載っているくらいで、
品種もグレーなんていう名前がついていました。
球根植物コルチカムも土を使わずに花を咲かせますが、
こちらは地中の養分がないと最後には枯れてしまうので、
やはりできるだけ土に植えて育てたい植物です。
でもエアープランツは大気中の窒素を養分にして、
土に植えなくてもすくすくと元気に育つというではありませんか。
そのあまりに不思議な生態に衝撃をうけたものです。
それから何年かしてブッティやカプトメデューサなども登場、
エアープランツをデパートなどでも見かけるようになってきました。

その頃は庭木の上に載せてよく日の当たるところで栽培していました。
ときどき霧吹きで水をあげたりしながら楽しく育てていたのですが、
ある日なんと!
庭木の剪定に来てくれた植木屋さんによって、
刈り払った庭木の枝葉と一緒に間違って処分されてしまったのです……。
なんてこと……。
運良く危機を免れたイオナンタは
机の上の蛍光灯の下に置いて大切に育てることにしました。
水の中に一晩つけておくとか新たな管理方法を知って、
いろいろ試しながら何年かが過ぎ、
ようやく花が咲いたときはとても嬉しかったものです。

あの頃の懐かしさも手伝って、
イオナンタを中心に山盛りのエアープランツが、
部屋の中央、蛍光灯の真下に、
ふわふわのウスネオイデスに載せてかかげられています。
ネットショッピングで更なる種類も仲間入りして、ますます大所帯に。
このエアープランツだけで作られた箱庭は、
あたかもウスネオイデスの草原に生える不思議な樹木たちのよう。
なんだかとってもファンタジーな光景になりました。
ここにガラス細工の動物たちを置いたら……、
想像するだけでも夢が膨らむエアープランツなのです。

シリアルのオマケの恐竜映像

ケロッグのチョコクリスピーを買いました。
お目当てはオマケについている恐竜DVD!
いやはや、オマケとは思えない、とんでもない凄さです。
どこから見ても本当に生きているようにしか見えません。

これ、実は自然の映像をテーマにしたDVDで有名な
ディスカバリーチャンネルによるリアルな恐竜たちの映像なのです。
内容は販売されている恐竜DVDのダイジェストなのですが、
そこはやはりディスカバリーチャンネルだけにカッコ良いシーンが満載で、
チョットのつもりがいつのまにかすっかり見入ってしまいました。
中でも好きなのは羽毛恐竜として恐竜博でも話題になったミクロラプトルが飛ぶシーン。
翼竜や羽毛恐竜が特に好きなので、もうこれだけでも大満足です!

こんなに飛行古代生物や羽毛恐竜が好きになったのは、
通りがかった時にやっていたイベントで偶然に見かけた
ケツアルカトルの複製化石がきっかけでした。
翼を広げると12メートルにもなるケツアルカトル。
この地球史上最大の空飛ぶ生物の化石を
目の当たりにした時の衝撃は今も忘れません。
まさに思わず息を呑むほどの迫力でした。

そして、もうひとつ、
すごく好きな羽毛恐竜がいます。それが、メイです。
復元図を見ると体は鳥にそっくりなのに、しっぽはまるで哺乳類。

大恐竜博でメイの化石の前にたどりついたとき、
丸くなって本当に眠っているようなその姿に、
一瞬にして心揺さぶられ、
そして温かい気持ちがこみあげてきました。
なぜだかその姿にものすごく惹かれ、
以来すっかりメイがお気に入りになってしまったのです。

翼竜も恐竜も進化の系統は違っても空を目指し、
そして見事に宙を舞う能力を身につけました。

しかも今から100000000年以上も前に!!

彼らが遥か上空から眺めていた太古の大地は、
きっと今とは全く違う光景だったことでしょう。

私もしばし彼らの見た数億年前の光景に思いをはせてみたいと思います。
そう、ケロッグシリアルのおまけDVDで。

【関連項目】
科学教材「地球史映像」

奇妙な化石とハルキゲニアの女の子

行ってきました第15回ミネラルショー!
とにかくすごい数の化石や鉱物。掘り出し物が満載です。
来ているお客さんたちも、ただ者ではありません。

5歳の女の子「ハルキゲニアはないの?」
女の子のママ「ここはデボン紀のだからないの。ハルキゲニアはカンブリア紀……」

……。

娘さんもママさんも、凄いです!

今回の私のお目当ては澄江(チェンジャン)生物群で知られる中国雲南省の化石。
クイックサーチモードで会場を探索していると中国の方のお店を発見!
ひえー。すごいレアものばかり。

このお店を訪れるお客さんもまたすごい顔ぶれです。
店長さんが、澄江生物群に詳しい大学の先生や、
どちらかの大学の学生さんを紹介して下さって、
これもまたとっても楽しい思い出になりました。

数ある澄江の化石の中から一番かわいいのをゲット!
店長さんオススメの澄江生物群の専門書も買いました。
なんとこの本、定価65.00元が、
まけてもらってビックリ価格の1000円に!!
澄江の古生物に関する資料はとても少ないので、私にはとても貴重な資料です。
全部中国語なので見たこともない珍しい漢字が並んでいます。
もちろん何を意味するのかは見当もつきませんが……。

これでひとまず今日の目的は達成できたので、
あとはのんびり会場をまわることに。

とにかくすごいスケールです。
博物館クラスの化石がこんなに売られているなんて、
なんだか異次元に来ているような感覚すら覚えます。

そろそろ全部まわったかなという頃、ある化石が目に留まりました。
北海道産の化石を販売しているそのお店に並んでいたのは、
脊椎動物の一種と思われる化石。まん丸の大きな眼が印象的です。
見た感じは何の化石か見当もつきません。
でもなぜだかとても惹かれたのです。
普段小さな化石しか買わないのですが、この化石は連れて帰ることにしました。
いや、しかし、重いです、これ。カバンに入れたら底が抜けそうです。
しょうがないので抱えて持って帰ることに。

そんなこんなで、お気に入りの化石も見つかり、大満足の一日でした。
家について、さっそくこの奇妙な化石ホームページに載せました。
白亜紀の日本で暮していた頃、きっと夢にも思ってなかったことでしょう。
まさか8500万年後に、自分がインターネットで紹介されようとは。

トビハゼびっくりハプニング

トビハゼお待ちかねのゴハンの時間。
陸の上でお行儀良くしています。
スプーンに乗せたとびきりのグルメフードを
トビハゼの前に差し出した、その時!
ツルッと滑って水の中へ。
まさかの事態に、トビハゼも私も大あわて。
トビハゼ、果敢に水の中へダイビング。
オサカナなのに泳ぎの苦手なトビハゼは、
水を得た魚になるどころか、
手足(?)をジタバタさせながら、
必死になってゴハンを追いかけます。
陸に上がって一休みして、狙いを定めて、また飛び込んで……。
ようやくなんとかキャッチできました。
ゴハンをくわえて陸に上がってきたトビハゼは
なんだかホッとしたような表情で食事にありついていました。

ヒトデも活躍する「どうぶつ戦国武神伝」

古代の生き物が大活躍するショートストーリーができました!
その名も「動物進化の物語~どうぶつ戦国武神伝」!
地球における進化の歴史を大胆に脚色した、めくるめく天下統一の物語。
わらべねこ初のフィクションです。

……

ヒトデに興味を持っている今日このごろです。
腕が5本あるので、
1本を上に、2本を下に、左右の1本づつを斜め上にそれぞれ開くと、
ハイッ!バンザイをしたヒトデさんの出来上がり!

ところでヒトデの化石を手に入れました。

英語ではスターフィッシュ。
日本語にすると「星の魚」。
ロマンチックです。

和名はヒトデ(人手)。
英語にすると「マンハンド」。
モンスターみたい。

シルル紀の化石はあまり持っていなくて、ちょうど、

「ヒトデ(人手)」が足りなかったんです。

よし!絶好調!

口紅の木

江ノ島に行ってきました。
海の家もおおかた取り壊されて、ちょっと物悲しい9月の海。
長い橋を渡って、目指すは江ノ島の頂上です。

とにかくトビがたくさんいます。
時々どこかから悲鳴が聞こえてくる……。
食べ物を持った人を見つけると
とつぜん上空からおそいかかってくるのです。
するどいツメはホントにキケン!
江ノ島で食べ物を買ったら
トビにだけは見つからないように気をつけないと。

個性的なたくさんのお店を眺めながら
石畳の階段をのんびり登っていくと、
ほどなく頂上に到着。
ひとりの芸人さんが得意の技を披露していて、
なんだかにぎやかな様子。

午後からふらりと遊びに来ましたが、
たまにはこんな休日も良いものです。

気が付けば空には夕焼け、赤トンボ。
ふと見ると、かたわらに不思議な形の花が咲いていました。
「木に口紅がなっている?」
まるで口紅の木
9月になっても、江ノ島はまだまだ花盛りです。

奇妙な生き物がやってきた!

世界には不思議な容姿や生態をした生き物がたくさんいて、
ずっとそんな生き物たちを追い続けています。
そんな珍しい生き物たちの中でも、
特に際立った不思議生物として興味の尽きないある生き物が、
ついに我が家にやってきたのです!

かの生物の名前は「マガキガイ」。
一見すると、猛毒の毒針を発射することで恐れられている貝
「アンボイナ」のような容姿をしていますが、
マガキガイは無害で、とてもおとなしい貝です。

カタツムリのような長い柄がついた眼は、
左右それぞれ位置も方向も違うところからニョッキリと突き出し、
左の眼は水面を見上げ、右の眼は横を見つめています。
そして器用に動く長く伸びた口はゾウの鼻そっくり。
時には貝とは思えない早さで動き回り、
垂直の岩も軽々と登ったり、
ひっくり返っても即座に起きあがるなど、
容姿も行動も驚くばかりの、
どこをとっても奇妙な生き物です。

この生き物を初めて見たとき、
謎の古代生物「ターリーモンスター」が頭をよぎりました。
ターリーモンスターはイリノイ州メゾンクリークの化石として有名な、
古生代石炭紀に生息していたとされる絶滅生物です。
頭のてっぺんらしきあたりから突き出した眼や、
口とも胴体ともつかない長い吻を持つ生き物で、
古くから知られているにも関わらず未だに謎の多い生物です。
水中を泳ぎ回り小さな生物を捕らえていたと考えられていますが、
もしかしたら水底をのっそりと這い回っていたのかも?
なんて、マガキガイを見ていると、なんだかそんな気がしてきます。

こうしている間にも水槽の中のマガキガイは、
あちらこちらへ、せわしなく動き回っています。
岩をよじ登り、そして、見事にころげ落ちました。
でもすぐに起きあがって、何事もなかったように、
今も元気にエサを探しています。

マガキガイの不思議な姿はこちら↓
マガキガイの写真

カエルアンコウ出現

水底の岩を登る黒い影がひとつ。
大きな手足を器用に使って
岩の窪みに潜り込み、
天井にも逆さになって貼り付きます。

やってきたのはカエルアンコウです。
まだ4センチくらいですが、
姿形はもうすっかり大人と同じ。

マガキガイの前に突如出現したカエルアンコウ。
ご機嫌で壁を登っていたマガキガイを
なんといきなり踏みつけます。
マガキガイを踏み台にしてジャンプ!
そして、ゆっくりと水底に着地しました。

とても魚とは思えない体型。
でも意外にも優雅に泳ぎます。
来たばかりなのに臆することなく、
その堂々とした振る舞いは
小さいながらも威厳たっぷり。

そしてもうひとりの同居人がやってきました。
ケヤリムシです。
筒に隠れて、
マガキガイとカエルアンコウの様子を
ジッと伺うケヤリムシ。
おもむろに近づいてくるマガキガイ。
そしてなんとケヤリムシの上を通り過ぎてきます。
更についでに踏みつけていくカエルアンコウなのでした。

この海水生物水槽「マガキシティ」、
市長のマガキガイだけでも何だか奇妙な空間なのに、
ケヤリムシとカエルアンコウの出現で、
ますます異次元な雰囲気に。
しかも岩からはサボテン草が生え、
ミニケヤリムシも勝手に登場、
いったいこの先、どんな水槽になるのでしょうか。

カエルアンコウの歩行写真はこちら↓
カエルアンコウの写真

ケヤリムシの可憐な姿はこちら↓
ケヤリムシの写真

ミステリーな生き物たち

水槽を覗くと、
静かに横たわるミステリーザリガニ。
(ええっ!?そんな……)

グッタリとしたその小さな体を持ち上げると、
なんと、抜け殻!?
下から脱皮を終えたばかりの
元気なミステリーザリガニが顔を出したのでした!

そんなこんなで、
今日も人騒がせな生き物たちに囲まれています。

中でもマガキガイの暮らす水槽「マガキシティ」は、
マガキガイ市長を始め、
水底をトコトコ歩く不思議な魚のカエルアンコウ、
いつも筒に身を潜めて
花のようなエラだけを外に広げるケヤリムシという、
個性派三人組が、
ちょっとアヤシクも平和な日々を過ごしています。

そんなマガキシティでは、
今日もせっせとマガキガイがあちこちをなめ回し、
街の美化に努めます。
まずは自分の殻をお手入れ。
長い口は背中にもラクラク届きます。
次に、壁についたコケに取りかかるマガキガイ。
が、全くキレイになる気配はありません……。
でもマガキガイはいたって真剣です。

ひとしきり壁をなめ回したあと、
今度は街の中央にある大きな岩をなめ始めました。
あまりに夢中で
岩に貼り付いているカエルアンコウにも
まったく気づかないマガキガイ、
そしてついに、
その長い口でカエルアンコウを
なめてしまったのです!

でもカエルアンコウは微動だにしません。
ビックリしたのはマガキガイの方。
「何か変な物を触った」とでも言わんばかりに、
慌てて口を引っ込め、
そして思わず逃げ出すマガキガイなのでした。

でも一番の被害者は、
その間ずっと、
マガキガイの踏み台になっていた
ケヤリムシだったのかも?

テレビ番組とハルキゲニアの化石

テレビ番組雑誌はあまり見ていなかったのですが、
先月号のテレビガイドMUSEに
「わらべねこ自然画像館」をご紹介いただいてから、
何となくテレビ番組雑誌が気になりだした今日このごろ。
テレビ番組表だけが掲載されている雑誌かと思っていたら、
「動物好きな人にはたまらないイベント!」と題した
「ペット博」の記事なんかもあって、ちょっぴり嬉しくなりました。
テレビ番組雑誌というのは実際には
レクリエーションの総合情報誌だったのですね。
「わらべねこ自然画像館」のホームページが載せてもらえたわけ、
ようやくつながりました。

さてさて、もちろん行ってきましたとも!「第21回 東京国際ミネラルフェア」!
迷路のような会場をさまよいながら何周したかもわかりませんが、
とにもかくにも、お目当てはやっぱり化石です。
幻想生物ハルキゲニアやカンブリア紀最強の動物アノマロカリスなど、
数こそ少ないながらも、けっこう強烈なラインナップで、
イベントとしてはなかなか充実した一日でした。
とはいえ、価格も強烈なラインナップだったため、
買えるものがあまりなかったのは残念。次回に期待!ですね。

青い飛行物体

郵便局でアジアアロワナとモルフォ蝶の記念切手を買ってきました。
キンピカのアロワナとメタリックブルーのモルフォ蝶の雰囲気バッチリ。
なかなか珍しい絵柄ではないでしょうか。

お目当ての切手も手に入り、
上機嫌で近所を流れる小川を川沿いに歩いていると、
上流から何やら青い飛行物体が近づいてきます。

(シオカラトンボかな?)

でもそれは近づくにつれ、みるみる大きくなってきました。

!!!

あれは!!……カワセミだ!!

こんな近くの川に、まさかカワセミがいようとは。

(もっと自分の住んでいる地域のことに目を向けよう)

そんなことを思った出来事でした。

カワセミのオスがメスにプレゼントを贈っている写真はこちら↓
カワセミの写真

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