世界には不思議な容姿や生態をした生き物がたくさんいて、
ずっとそんな生き物たちを追い続けています。
そんな珍しい生き物たちの中でも、
特に際立った不思議生物として興味の尽きないある生き物が、
ついに我が家にやってきたのです!
かの生物の名前は「マガキガイ」。
一見すると、猛毒の毒針を発射することで恐れられている貝
「アンボイナ」のような容姿をしていますが、
マガキガイは無害で、とてもおとなしい貝です。
カタツムリのような長い柄がついた眼は、
左右それぞれ位置も方向も違うところからニョッキリと突き出し、
左の眼は水面を見上げ、右の眼は横を見つめています。
そして器用に動く長く伸びた口はゾウの鼻そっくり。
時には貝とは思えない早さで動き回り、
垂直の岩も軽々と登ったり、
ひっくり返っても即座に起きあがるなど、
容姿も行動も驚くばかりの、
どこをとっても奇妙な生き物です。
この生き物を初めて見たとき、
謎の古代生物「ターリーモンスター」が頭をよぎりました。
ターリーモンスターはイリノイ州メゾンクリークの化石として有名な、
古生代石炭紀に生息していたとされる絶滅生物です。
頭のてっぺんらしきあたりから突き出した眼や、
口とも胴体ともつかない長い吻を持つ生き物で、
古くから知られているにも関わらず未だに謎の多い生物です。
水中を泳ぎ回り小さな生物を捕らえていたと考えられていますが、
もしかしたら水底をのっそりと這い回っていたのかも?
なんて、マガキガイを見ていると、なんだかそんな気がしてきます。
こうしている間にも水槽の中のマガキガイは、
あちらこちらへ、せわしなく動き回っています。
岩をよじ登り、そして、見事にころげ落ちました。
でもすぐに起きあがって、何事もなかったように、
今も元気にエサを探しています。
マガキガイの不思議な姿はこちら↓
マガキガイの写真