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アクロバティックスター  バンドウイルカ

写真の模型についてはフェバリットコレクション

バンドウイルカとは?

誰もが知っている人類の大切なともだち、イルカ。私たちが水族館で会うのは、ほとんどがこのバンドウイルカです。美しく無駄のない流線型の体から繰り出されるアクロバティックな技の数々は、もはやオリンピック級と言っても過言ではないほど。これもトレーナーさんとの信頼関係やお客さんの応援あってのことなのでしょう。いつまでも、人とイルカが仲良く暮らせる世界が続くことを願ってやみません。

知的な海獣バンドウイルカ

本来はハンドウイルカ(半道イルカ…半道は歌舞伎の役のひとつ)ですが、よくバンドウイルカと呼ばれています。バンドウイルカはイルカの中では大型で、成長すると3メートルにもなりますが、特に太平洋に生息するバンドウイルカは大きく、体長が3.7メートルに達することもあるそうです。人類よりも大きな脳を持ち、知能もとても高いバンドウイルカが仲間とのコミュニケーションに使う言葉は複雑で、位置や状態と言ったものを伝えあっているようです。近年はデパートや玩具店で犬や猫の言葉を翻訳するメカも売られていますし、もしかしたらバンドウイルカの翻訳機が開発されて、水族館に設置されるような日が来るかもしれませんね。

バンドウイルカの体のひみつ

バンドウイルカのプロポーションは理想的な流体力学的構造を持っていて、効率よく体温調節ができると同時に、水の抵抗も少ないため、わずかなエネルギーで無駄なく水中を移動することができます。そして時には時速35キロものスピードで泳ぐこともあるそうです。また、バンドウイルカは水上でも水中でもピントを合わせられる優れた構造の目を持つ上に、更に、超音波によるレーダーも備えているため、視界の全く利かない暗黒の世界でも自由に泳ぎ回ることができます。バンドウイルカの肌はデリケートで傷つきやすいのですが、その反面、傷の回復も極めて早いようです。

無駄のない流線型の美しい身体と高い知能、卓越した感覚器官と優秀な体内構造をもつバンドウイルカは、極めて高度に進化した海獣のひとつです。でも、それより何より、バンドウイルカは人と友情を築くことのできる、愛すべき仲間たちに他なりません。彼らと私たち人類との交流は、これからもより深く、そしてきっと、いつまでも続いていくことでしょう。(S.HONDA)

バンドウイルカのプロフィール

 データ  
 学名  Tursiops truncatus
 分類  クジラ目 ハクジラ亜目 マイルカ科
 全長  3メートル
 体重  400キロ
 分布  熱帯から温帯の海に分布