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■クラゲの起源■ 生物が本格的に栄え始めたのは約5億9千万年前のカンブリア紀からです。それより以前の先カンブリア時代は極めて単純な構造をした生物しかいなかったとされている時代で、クラゲはその頃にすでに存在していたそうです。クラゲから見れば他の生きた化石と呼ばれる動物はみんな新入りさんに違いありません。クラゲは筋金入りの生きた化石なのです。 |
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■クラゲは最大のプランクトン■ 水生生物は移動の方法で大きく3つに分けられます。底を這うベントス、水の流れに逆らって泳ぐことのできるネクトン、そして水の流れと共に移動していくプランクトンです。クラゲは自らの意志で体を動かすことのできる生物ですが、泳ぐ力は水の流れに逆らえるほど大きくはないため、プランクトンとして扱われています。クラゲの遊泳力はもっぱら沈まないために使われ、その複雑な姿は水に触れる表面積を大きくし、より沈みにくい構造になっているのです。 |
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■クラゲの毒■ クラゲはその多くが毒針を持っていて、近い仲間であるイソギンチャクやサンゴと共に刺胞動物と呼ばれます。動物食でありながら獲物を追いかけて捕まえる事ができないため、たまたま通りかかった生物が毒針に触れた時に刺して捕食します。そのため強力な毒を持つ種も少なくなく、中でもアンドンクラゲの仲間は、海中生物中、最も強力な毒を持つとされています。クラゲ毒には人命にかかわる猛毒を持つものがあるばかりか血清もなく、また、たとえ触手だけが浜に打ち上げられたとしても、毒針は威力を持っているために、十分な注意が必要です。 |
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■クラゲは驚異の巨大生物■ クラゲは古今東西のあらゆる生物の中で最も長い全長を持っています。中でも深海に棲むユウレイクラゲの仲間は触手が実に40メートルにもなり、更にライオンズ・メーン・ジェリーフィッシュに至っては直径1.8メートル、長さはなんと60メートルに達するということです。日本にもビゼンクラゲやエチゼンクラゲと呼ばれる巨大なクラゲがいて、ビゼンクラゲが直径0.8メートル重さ20キロ、エチゼンクラゲは直径1メートル重さ150キロにも及びます。どんな形になっても生存競争を勝ち抜ける自由度の高い体の構造をもつクラゲだからこそ成せる技なのでしょう。 |
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