奇妙で優しいマガキガイの世界

マガキガイのような海の生き物を飼育する場合、特に水が常に清潔であることに気をつけなくてはなりません。それを考えると飼育水槽はできるだけ大きい方が理想的ですが、マガキガイは大きくなっても6センチくらいの小さな生き物なので、一匹だけなら5リットルくらいの飼育水槽でも飼うことができます。写真を撮るならガラス水槽、そうでないなら、安価で扱いやすいプラスチックの水槽が良いでしょう。水槽の壁を水面の縁までよじ登り、水から目や口を出すことはよくありますが、今まで観察した限りでは体を出すことはありませんでしたし、フタのないところから外に出そうになったこともありません。ですのでフタの隙間にはそれほどこだわらなくてもよさそうです。とはいえ、フタがないと水の蒸発も早く、海水もすぐに濃くなってしまいますので、フタを使わない飼育はオススメできません。また、プラケースもフタが網のようになっていて水が蒸発しやすいので注意が必要です。