肺魚

肺魚は硬骨魚綱の肺魚亜綱に属する特殊な魚類です。

浮き袋が肺の役割を持ち、水面から口を出して空気を吸い込み呼吸します。また、ノドのあたりには、すりつぶすのに適した形状の強い歯があり、この歯でエサをよく噛んでから呑み込みます。肺魚は特に古生代に繁栄した原始的なグループで、現在生き残っているのはケラトドゥス目とレピドシレン目だけですが、デボン紀から二畳紀頃までの間には様々な種類の肺魚が暮らしていました。現生種も含め、肺魚は比較的大型になる魚類ですが、原始的な肺魚ではないかと議論されているパラエオスポンジルスはわずか6センチたらずの小型魚で、この魚が今後どのように分類されるかは注目されるところです。

【主な肺魚】

ケラトドゥス目
ネオケラトドゥス・フォルステリ
レピドシレン目
プロトプテルス・エチオピクス
プロトプテルス・アネクテンス
プロトプテルス・ドロイ
プロトプテルス・アンフィビウス
レピドシレン・パラドクサ

【関連項目】

古代魚
熱帯魚

【関連サイト】

熱帯魚飼育の基本
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