ナイフの種類と解説

アウトドア用品「ナイフ」

アウトドアにおいてナイフはあくまで日用品です。使いやすくて携帯に便利な小型のものが実用に適しています。ナイフは人類が最初に造った道具であり、アウトドアにおいては工夫しだいで様々な用途に使える万能アイテムなのです。

ツールナイフ

ツールナイフはナイフの他に缶切りやドライバーなど、様々な役割のブレードを持つ、最も観察旅行に適した便利なナイフです。ヴィクトリノックス社とウェンガー社のものが特に有名で、スイス軍の装備品として採用されていることでも知られています。日本でも十徳ナイフというツールナイフが古くから親しまれています。
更に詳しく:アウトドア用品「ツールナイフ」

ポケットナイフ

ポケットナイフは折りたたみ式の小さなナイフのことを言います。使用中にブレードが折りたたまないようロックが付いたものが主流ですが、小型のポケットナイフではロックの付いていないナイフの方が出し入れしやすく、使い勝手が良いでしょう。野外で調理する機会が多いならツールナイフよりも、シンプルなポケットナイフの方が向いています。なお、ツールナイフもポケットナイフの一種です。

シースナイフ

シースナイフとは折りたたまないでシースと呼ばれる皮のケースに入れて携帯するナイフのことです。丈夫でハードな使用に耐えますが、観察旅行には全く不要なナイフです。大きいものが多いため、かさばる上に重く、携帯に不向きな上に銃刀法の対象にもなりますので、不用意に持ち歩くと思わぬトラブルに見舞われる可能性もあります。

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