数億年前に地中深くで静かに時を止めた古代生物たち。その姿を今に伝える数々の化石の写真には、遥かなる時を越えてきた悠久の歴史が刻まれています。二度と戻らない世界に生きた古代生物たちの生きた証を、ここにご紹介したいと思います。
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中国の化石(雲南省)
中国の雲南省にはカンブリア紀の貴重な化石が発掘されることで知られる澄江(チェンジャン)があります。澄江生物群と呼ばれるこの地域の生き物たちは今の動物たちの進化を考える上で極めて重要な位置にあり、特に私たちヒトを含む脊椎動物の最初の一歩を刻んだハイコウイクチスの発見によって、世界に名だたる化石の産地となりました。 |
![]() 三葉虫 |
![]() 節足動物の一種 |
![]() ハイコウエラ |
中国の化石(その他の地域)
中国からは魚の化石も大量に発掘され、古くから特産品として珍重されてきました。また、恐竜化石の宝庫としても知られています。 |
![]() リコプテラ |
![]() コオイムシ |
![]() 古生鱗木 |
アメリカの化石(マゾンクリーク)
アメリカのイリノイ州にあるマゾンクリーク。そこは石炭紀の化石がたくさん見つかることで知られる地域です。ノジュールと呼ばれる小さな石のカプセルの中に閉じこめられて発見されるここの化石は保存状態もよく、クラゲなどの体の柔らかい生き物たちも化石として残されています。 |
![]() フォスデシマ |
![]() クラゲ類の一種 |
![]() 正体不明の動物 |
![]() 節足動物の一種 |
アメリカの化石(その他の地域)
広大なアメリカ大陸もまた恐竜を始めとした化石の宝庫です。カンブリア紀から新生代に至る幅広い層の生き物の化石が発掘されています。 |
![]() ストロマトライト |
![]() アグノストゥス |
![]() 三葉虫 |
![]() ハチノスサンゴ |
![]() コケムシ |
![]() アンモナイト |
![]() アンモナイト |
![]() ナイティア |
![]() 腕足類 |
![]() コニュラリア |
![]() フィログラプタス |
![]() 黄鉄鉱化アンモナイト |
![]() 三葉虫 |
![]() 直角石 |
![]() 巻き貝 |
![]() ウミツボミ |
![]() ウミユリ |
![]() グリパニア |
![]() 翼果 |
オーストラリアの化石
オーストラリアで有名なのは、やはりなんといってもストロマトライトです。地球に酸素をもたらしたシアノバクテリア、彼らは今でもオーストラリアの温暖な浅い海でストロマトライトを作り続けています。 |
![]() 縞状鉄鉱層 |
![]() 古杯動物 |
![]() フジツボ |
![]() ヒトデ |
![]() オパール化した巻貝 |
日本の化石
日本からはカメや魚竜、そして恐竜など、中生代以降の化石が多く発見されます。中でも白亜紀のアンモナイトは日本を代表する化石のひとつで、特に珍しい異常巻きアンモナイトが発掘されることで世界からも注目が集まっています。 |
![]() 脊椎動物の一種 |
ドイツの化石
![]() アパテオン |
![]() ブランキオサウルス |
![]() ザリガニ |
![]() サッココマ |
![]() 古生鱗木 |
![]() 古生マツバラン |
スコットランドの化石
![]() 棘魚類 |
![]() エビ |
ブラジルの化石
![]() ゴキブリ |
![]() ゴキブリ |
アルゼンチンの化石
![]() ベネチテス |
カナダの化石
![]() 筆石 |
モロッコの化石
![]() 三葉虫 |
フランスの化石
![]() アンモナイト |
![]() オキナエビス |
![]() 貝類の化石 |
マダガスカルの化石
![]() アンモナイト |
![]() 遊色アンモナイト |
![]() 方解石化したアンモナイト |
![]() ナンヨウスギ |
ロシアの化石
![]() 床板サンゴ |
![]() ディケロフィゲ |
スペイン
![]() イソギンチャク |
イギリスの化石
![]() 微生物 |