雨風をしのぎ、暑さや寒さ、そして有害な紫外線や木々のトゲなどからも守ってくれる衣類は、野外活動において、もっとも重要なアウトドア用品のひとつです。毛皮を持たないヒトにとって、あるがままの自然は時としてあまりにも厳しすぎます。天候の急変にも安全に過ごせるように、高度に進化を続けるウェア類に目を向けてみましょう。
ちょっとした雨なら十分しのげる便利なアウトドア用品メーカーの帽子。通気性を確保しながら雨を通さないゴアテックスも雨天つづきには良いですが、有害な紫外線から頭部を守ることを目的とした帽子選びも外せないところです。
大切な瞳にとって、紫外線は百害あって一利なしです。直射光はもとより、照り返しで受ける紫外線からも瞳を守るため、日差しの強いフィールドにおいてサングラスは必携のアウトドア用品です。
更に詳しく:アウトドア用品「サングラス」
コンパクトな軽量傘は雨の多い日本では確実に役立ちます。晴れた日にも突然の雨に備えて、いつもバッグに入れておきましょう。また、時に風を伴う強い雨に遭ってしまったとき、レインウェアがその真価を発揮します。台風の時にも何より役立つゴアテックスのレインウェアは、もはや日用品として備えておきたいアウトドア用品と言えます。
小物をたくさん持ち歩く必要のある観察旅行において、いちいちバッグを降ろして取り出すのは非効率的です。そんなときに役立つのがアウトドア用のベスト。一度つかうと手放せなくなる便利なアウトドア用品です。
更に詳しく:アウトドア用品「ベスト」
樹木や岩など、自然にあるものを触る機会が多いのであれば、手袋は役立ちます。アウトドア用品としての手袋の中には、ナイフでも切れないほど強靱な手袋もありますので、はじめてナイフを使う時など、ちょっと心配な時にも助けになるでしょう。
靴選びはフィールドワークの基本です。丈夫でしっかりした作りの、防水に優れた滑らないシューズを選ぶことが何より重要です。ただし、くるぶしまで覆うようなハイカットの重いシューズは慣れないとむしろ疲れます。スニーカーにも良い物がけっこうありますので、アウトドア用品に限らず、近くのシューズショップも覗いてみることをオススメします。