トビハゼの飼育用品

トビハゼを飼育する際に必要な飼育用品の解説です。
トビハゼ

【トビハゼ飼育の基本的な構成】

・リトルアクアリウム
・小型水槽用オートヒーター
・シーライフの人工海水
・ロックシェルター
・ブリーディングフィルター
・アロワナ用のエサ

【飼育用品の解説】

トビハゼの飼育には水作社のリトルアクアリウムが便利です。トビハゼはわずかな隙間からも外に出てしまう可能性があるため、他の飼育セットに比べてフタにほとんど隙間のないこのセットなら脱走による事故も防ぎやすいでしょう。セットに含まれる水中フィルターは静かで濾過能力が高く、トビハゼと同じく塩分を必要とするミドリフグ飼育セットにも採用されているくらいですので汽水でも問題なく使用でき、まさにトビハゼにぴったりのフィルターと言えます。

温かいところで暮らすトビハゼには冬場の保温は欠かせませんが、エヴァニュー社の10ワットオートヒーターなら自動的に温度を調節してくれますし、あまり熱くならないのでヒーターカバーをつけなくても使えます。また、トビハゼには人工海水が必須です。純淡水では一時的には生きていても、やがて衰弱してしまいます。トビハゼを飼育する際には、必ず人工海水を入れることをお忘れなく!オススメは信頼できるシーライフの人工海水で、これだけで2年以上も元気にしています。それから忘れてはいけないのが陸地。安全な素材で作られた軽くて扱いやすい人工のロックシェルターを入れてあげましょう。トビハゼは陸上でエサを食べますので、ここは大切なエサ場にもなります。なお、エサはアロワナ用のエサを水でふやかしてスプーンにのせて差し出すと喜んで食べてくれます。

【簡単なセット方法】

1.水槽に水を入れて、オートヒーターと水中フィルター、そしてロックシェルターを水槽にセットします。ロックシェルターは陸地部分ができるよう、水位に合わせて置き方を工夫してみて下さい。
2.水中フィルターの電源を入れます。
2.オートヒーターが完全に水中にあることを確認して電源を入れます。
3.有害な塩素をなくし、温度を安定させるため、丸一日、そのままにしておきます。中和剤は使いません。
4.人工海水の素を規定の4分の1ほど入れ、薄い海水にします。3時間くらい、そのままにしておきます。
5.これでセット完了です。静かにトビハゼを入れてあげて下さい。もしトビハゼが出てしまいそうな隙間があったら、ピッタリとふさいでおくことも忘れずに。