奇妙で優しいマガキガイの世界
マガキガイはホースのような口を伸ばして、壁や底の微細な有機物をこすりとって食べます。こすりとるとは言っても、ガラス面にしっかりと貼り付いたコケなどを削り取るようなことはできず、軽く付着しているものしか食べられません。草食傾向にあり、水底に沈んだ魚などの遺骸を食べることもありません。もちろん泳ぎ回る生き物を捕まえるようなことはできませんので、底に沈むタイプの人工飼料を与えます。草食性海水魚用の小さな粒状の餌なら、ホースのような口で吸い込んで味わっているような様子を観察できるでしょう。マガキガイはわずかな量を少しづつ摂取するタイプの生き物なので、魚と同じような量を給餌すると与えすぎになってしまいます。一回の給餌は1ミリくらいの餌でも数粒で十分です。残り餌は急速に海水を悪化させますのでくれぐれもご注意を。
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