奇妙で優しいマガキガイの世界
マガキガイを飼育する上での注意点をまとめてみますと、水の蒸発による海水濃度の変化に注意する、エサは常に控えめに、夏場はできるだけ涼しく、化学物質が入らないようにする、性格の荒い生き物と一緒にしない、というのがポイントと言えます。マガキガイは水質の悪化にも比較的強い方ですが、それはあくまで他の海水生物と比べた場合であって、とにかく常に清潔に保ってあげることは最も注意しなくてはならないポイントと言えます。なお、飼育水槽の他に、小さな水槽や、なければフタのついた清潔な容器に水をためておきます。まる一日たつと塩素も抜けますので、こうした水を用意しておくと、蒸発した分の真水を加えるのに便利です。また、石けんや洗剤、殺虫剤などはたとえわずかでも深刻な影響を与えますので、こうしたものが溶け込まないようにくれぐれもご注意を。マガキガイは体調が悪くなると目も完全に殻に引っ込めて出てこなくなりますので、日頃からよく観察し、こうしたサインに気付いてあげられるようにしたいものです。ところでマガキガイはとてもおとなしい生き物なので、小さくておとなしい生き物であれば一緒に飼うことができます。特に小型のケヤリムシなどは、良き同居人となってくれることでしょう。
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