ネオンテトラの水槽

ネオンテトラと楽しく暮らすために

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ネオンテトラ
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ネオンテトラに向いた水槽の選び方

青く神秘的なその輝きは暗い背景と水草によく似合います。60センチの水槽に水草をたくさん植え、200匹くらいを泳がせると、それはもう見事な眺めです。繊細でシャープなこの輝きを存分に楽しむためには透明度バツグンのガラス水槽がおすすめ!

また、数匹であれば5リットルくらいの水槽でも飼育することができます。小さな水槽に少数のネオンテトラを入れると、群れとは違って、それぞれが好き勝手に、やんちゃな行動を始めます。そんな様子を観察してみるのもなかなか楽しいものです。

ネオンテトラの飼育に必要な水槽用品

ネオンテトラは、あらゆる熱帯魚の中でも特に寒さに弱い種類です。そのため、水温が下がりすぎないよう保温器具は必須です。保温には自動で温度調節までしてくれるオートヒーターを利用します。水槽が5リットルなら10ワット、60リットルなら200ワットのオートヒーターを選ぶと良いでしょう。

次に濾過器ですが、ネオンテトラは急流でもゆうゆうと泳げるだけの身体能力があります。そのため、一般的な観賞魚用の濾過器であれば、どんなタイプであっても、まず問題にはなりません。音や振動が気にならないなら安価なエアーポンプとエアーリフト式濾過器の組み合わせで、静かな濾過器ならエーハイム社の外部式パワーフィルターがおすすめです。

また、ネオンテトラを数匹だけ入れるのであれば、小さな水槽でも濾過器をつけずに飼育することが可能です。その場合は底に砂を敷き、水草を入れて、水槽の中に自然界で行われている水の浄化サイクルを再現します。ただしベタが入れてあるような小さな容器では長生きさせるのは難しいので、少なくとも5リットル以上の水槽に入れてあげるべきです。

照明によってネオンテトラの輝きは全く違って見えます。一般的な観賞魚用の蛍光灯だと、やや白っぽい感じになります。また、朝日があたる場所に置くと、サファイアのように輝きます。ただし水槽にコケが生えやすくなってしまうのが玉にキズです。宝石用のハロゲンランプでも魅力的な輝きを見られますが、ランプが高温になりますので取り扱いには十分にご注意を。

なお、いずれにしても後ろからの光が透過してしまうと、せっかくの輝きが半減してしまうため、より美しく鑑賞するためには水槽背面の外側に黒いバックスクリーンを使用します。

飼育のポイント

とにかくネオンテトラは寒さに弱いので、春や秋に暖かい日が続いたとしても油断してはなりません。保温器具は必ず余裕を持って稼働させておきます。

寒さにさえ気をつければ、ネオンテトラの飼育はそれほど難しくはありません。エサは浮上性の小さな粒タイプが良く、ごく少量を水面に落としてあげると、匂いで嗅ぎ付けてすぐに見つけます。意外に大きなエサも呑み込んでしまうので、見ていて少し不思議ですが、さりとて、わずか3センチの小型魚ですから、グッピー用や小型カラシン用の小さなエサがおすすめです。


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