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ミユビハリモグラ|絶滅危惧種のお話

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地球で共に暮らす素晴らしき仲間達のひみつ - 絶滅危惧種の動物たちに思いをはせて

深き森の紳士:ミユビハリモグラ

<ミユビハリモグラ>
珍獣カモノハシと同じく卵を産む哺乳類として知られるハリモグラ。なかでもミユビハリモグラはユニークな姿をしている。長い手足と、にゅーっと伸びた口先、そして全身が黒い毛で覆われていて、その姿はまるでアリクイがスーツを着ているかのようである。さらに変わっているのはその後ろ足で、歩くときに前足の指は前向きになっているが、後ろ足の指は後ろ向きになっている。ミユビハリモグラは最も爬虫類に近いとされる哺乳類だが、その知能は比較的高いらしい。アルプス山脈などの湿度の高い高地の森林や草原で、コケや落ち葉の積もった柔らかい土に長い口先を差し込みながら、主にミミズを食べて穏やかに暮らしている。体長77センチ、体重16キロ、インドネシアとニューギニアに生息。ワシントン条約付属書2。絶滅危惧種。単孔目ハリモグラ科。

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