熱帯魚のダイジェスト版サイト
それでは実際に熱帯魚を飼育する手順を追ってみたいと思います。飼育を始める前に、まずはイメージしてみましょう。
1.飼育水槽や器具を水道水で洗います。石けんや洗剤は絶対に使わないようにしましょう。
2.飼育水槽や器具類を洗ったら、底砂を敷いてオートヒーターとフィルターをセットします。まだコンセントやスイッチ類は絶対に入れないようにしてください。
3.次に飼育水槽に水道水を入れます。水道水には熱帯魚にとって害になるカルキが入っていますので、中和剤を使ってこれを無害化します。中和剤を使わなくても飼育水槽に水道水を入れたまま一日ほど放置しておくと、ほとんどのカルキは自然になくなります。これを汲み置き水といいます。ベテランの人たちがデリケートな熱帯魚を飼育する時には、中和剤は使わずにこうした方法で飼育水を用意することが多いです。
4.最後にオートヒーターとフィルターをコンセントに差し込めば準備完了です。
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120年の飼育経験から生まれた水槽。