ウサギゴケのやさしい管理方法

ウサギゴケの育て方

ウサギゴケはウサギそっくりの花が咲く楽しい植物です。湿地に生えるミミカキグサの仲間で、実は食虫植物の一種です。見た目は普通の植物にしか見えませんが、地下にある特殊な器官を使って微生物を取り込みます。葉は柔らかい緑で美しく、夏や冬など年に何回か、次々と花を咲かせ、その様子はまるで草原を楽しげに跳ねて遊ぶウサギたちの群れのようです。

ウサギゴケの育て方

蛍光灯から30センチほど下くらいの明るさのところで育てると葉色も美しく元気に育ち、たくさんの花を咲かせてくれます。他の食虫植物に比べて大気中の湿度はそれほど高くなくても大丈夫ですが、半水草のような植物ですので、下に深い受け皿を置いてたっぷりと水を張り、常に用土が湿っている状態にしておきます。ただし葉の部分はしっかりと水上に出ているようにしてあげましょう。肥料は地下部分の環境を悪くしウサギゴケを痛めますので与えません。受け皿の水が減ってきたら水を足しますが、この時に入れる水は水道水そのままではなく、洗剤などの化学成分がついていないガラスのコップなどに一日ほど汲んで置いた水を、鉢の上からウサギゴケ全体に満ちるように静かにそそいであげます。用土にはミズゴケが最適です。ピートモスなどの軽い用土に植え込む場合は、水を入れたときに浮いてしまい、葉にかぶってしまって不都合な場合がありますので、あらかじめしっかりと水を含ませて沈むようにしておいてから使います。もしピートモスを用いる場合は細かいものより粗いものを選びましょう。植え替えの時は根をほぐしたりせず、それまでより少し大きい鉢に、そのまま用土ごと移植してあげて下さい。

ウサギゴケの楽しみ方

ウサギゴケは普通に育てているだけで少しづつ殖えていきますので、鉢が窮屈になってきたら、ひとまわり大きな鉢に移し替えると更に大きく広がっていきます。浅くて広い鉢で育てて、たくさんのウサギたちが跳ねては遊ぶ広い草原を作ってみませんか?ウサギゴケならではの、とっておきの楽しみ方です。
ウサギゴケの写真



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