レアンコイリア|澄江生物化石群

澄江生物化石群のレアンコイリアについて

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レアンコイリア

学名  Leanchoilia illecebrosa
分類  節足動物門

レアンコイリア(林喬利虫)はバージェス頁岩で発見されたあと澄江生物化石群からも発見され、かつてはアラルコメナエウス(Alalcomenaeus)とよばれていた種です。

頭の先に感覚器官と見られる一対の触角があり、その先は三つに長く分かれていました。こうした大きな触角を持つ動物からなる「大触角を持つグループ」を、アノマロカリスと節足動物をつなぐ動物として位置づける研究者もいます。

海底に積もった泥に含まれる有機物を食べていたらしく、泥の詰まった消化管とみられる痕跡が確認されています。澄江生物化石群の中でもよく見られる種のひとつです。




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