一匹だけで殖える不思議なザリガニの世界
フィルターがなくてもこまめな水替えをしていれば飼育はできますが、特に繁殖用にセッティングした飼育容器にはフィルターをつけて、常に良好な水質の維持と酸素の供給を行いましょう。フィルターは稚エビを吸い込む心配のないスポンジフィルターが適しています。水中モーター式なら音も静かでお勧めです。ただし中には熱を発するものもあって、特に夏場には致命的となる場合があるので要注意です。稚エビが親から離れたら、多くが真っ先にスポンジフィルターに集まります。ここに集められた小さな有機物を食べているようです。なお、小さなプラケースにフィルターを使わない場合でも繁殖は可能ですが、この場合は子が親離れを始めるまで餌を与えない方が良いようです。このとき、流木や水草など、水以外のものは入れないようにしましょう。
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