アカヒレの水槽

アカヒレと楽しく暮らすために

水槽の魅力サイトマップ

アカヒレ
アカヒレ

アカヒレに向いた水槽の選び方

とてつもなく強健で、しかも魅力がたっぷり詰まった理想の観賞魚、それがアカヒレです。とにかく丈夫なので、ビンのような小さな容器でも飼育できますが、その本当の魅力は、水草に満たされた十分な広さの水槽でこそ見ることができます。

小さなアカヒレはまるでネオンテトラのような美しい光のラインを持ち、その輝きは七色に変化します。この繊細な魅力を楽しむには、小さくて透明度の高いガラスの水槽が最適です。じっくりと育てながら、徐々に変化していく色模様も見所です。

3センチくらいになると、透明感のあるヒレのレモン色も清々しく、まるでガラスで出来た工芸品のような美しさをみせてくれるようになります。このくらいのサイズもまた、アカヒレの微妙な色合いまでじっくり鑑賞できる小さなガラスの水槽がおすすめです。

アカヒレは成魚になると暗色の体に渋く輝くラインが印象的になり、その泳ぐ姿はあたかも水中に光の軌跡を作り出しているかのようです。そんなアカヒレの成魚は、水草のある水槽に少数だけを入れての飼育がおすすめです。美しいグリーンを背景にゆったり泳ぐ様子は、あたかも野原を舞うトンボのごとく、どこか牧歌的で穏やかな雰囲気を感じさせてくれます。

アカヒレの飼育に必要な水槽用品

アカヒレは濾過器や保温器具を使わずに飼うこともできます。また、わずかな水量しかない水槽でもたくましく生活することができますので、小さな水槽しか置く場所がなかったとしても、アカヒレであれば安心して飼育することができます。

また、水の流れにも強いため、強力な濾過器を使用してもへっちゃらです。まさにオールマイティ、水槽だけでなく、金魚鉢やメダカ鉢でも飼うことができますし、もはやアカヒレに必要な水槽用品と言えば、水槽だけと言っても良いくらいです。

飼育のポイント

アカヒレを飼育する際のポイントですが、エサを与え過ぎないことと、適度な水換えという、全ての観賞魚に共通する基本的なところだけです。

エサはグッピー用や小型カラシン用の小さな粒状飼料が向いています。かなりの大食漢ですが、やや少なめにして食べ残しが出ないように心がけます。水換えは週に一回、4分の1くらいの水を換えてあげるのが理想ですが、少しくらい水を換えなかったからと言ってそう簡単に弱ったりはしません。

とにかくアカヒレは、あらゆる観賞魚の中でも最も丈夫な種類のひとつで、メダカや金魚よりもずっと飼いやすいため、初めて観賞魚を飼育される方には一番のおすすめです。


熱帯魚を飼うのが初めて!という方のために、熱帯魚飼育をやさしく解説したページがあります!

初心者救出!熱帯魚飼育



120年の飼育経験から生まれた水槽