ベタの水槽

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ベタに向いた水槽の選び方

ベタはオス同士で激しくケンカをすることから、ひとつの水槽には一匹しか入れることができません。しかもベタは体長7センチほどの小型魚ですので、いくら大きさの割に存在感があるとは言え、あまり大きな水槽に入れると、いささか閑散としてしまいます。

そのため、あえて大きすぎない水槽の方がエサも見つけやすく、しっくりくると思いますので、だいたい5リットルくらいから、大きくても40リットルくらいの水槽がおすすめです。

ベタの飼育に必要な水槽用品

ベタは熱帯アジアに生息する熱帯魚なので、水温が下がりすぎないよう熱帯魚用の保温器具が必要です。今では自動で温度調節までしてくれる「オートヒーター」という器具がありますので、オートヒーターとコンセントさえあれば保温の問題は解決です。水槽が5リットルなら10ワット、40リットルなら100ワットのオートヒーターを選ぶと良いでしょう。

熱帯魚を飼育する上では安全な水を維持するための濾過器も重要なポイントです。ただし、ベタには自慢の大きなヒレがあるため、あまり強い水流では泳ぎづらそうにしてしまいます。そのため、できるだけ水流が穏やかな濾過器、例えばスポンジフィルターに、送り出す空気の量を調節できるタイプのエアーポンプをつなげて、最弱に設定するのも良い方法です。

ところでベタはもともとビンなどでも飼育されている熱帯魚ですので、底に砂を敷き、水草を入れて、水槽の中に自然界の浄化サイクルを再現してあげることにより、たとえ濾過器がなくても状態良く飼育することができます。

また、ベタは水面に泡巣を作って繁殖するため、水面に強い流れがあると泡巣が壊れてしまいうまくいきません。このため、ベタを繁殖させてみたいという場合にも、濾過器を使わずに水質を維持してあげるようにした方が良いでしょう。

飼育のポイント

ベタはあまり頻繁な水換えを好みませんので、週に一回、4~5分の1の水を換えるくらいでも十分です。水が傷むといきなり体調を崩してしまうことがありますので、エサは残らないように少量づつ与えます。浮力が強くて沈みにくいエサが残りエサが出にいので、おすすめです。

また、冷凍飼料や乾燥飼料、特に小さなエビをそのまま加工したものなどは、まれに呑み込みきれず窒息してしまうことがあります。ですから特別な事情がないかぎり、飲み込みやすい小さな粒状かフレーク状の人工飼料が安全です。


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