地球で共に暮らす素晴らしき仲間達のひみつ
うっそうとしたジャングルに暮らす、茶と白のシマシマがたいへん美しい野生ウサギ。目の回りは黒く縁取られ、まるで歌舞伎役者のようである。耳は小さい。これだけ印象的な姿をしていながらも、地元の人にすらその存在を知られていないほど極めて数の少ない幻のウサギで、スマトラ島バリサン山脈の高地にある熱帯雨林にのみ生息する。近年では10年間の間に捕獲された数も一頭にすぎず、撮影された例もわずかのようである。夜行性で、木の根本の穴などに住み着く。動きは遅いようであるが、危険が近づくと金切り声を上げたり後ろ足で地面を叩いて仲間に知らせるらしい。体長40センチ、体重1500グラム、スマトラ島の一部に生息。絶滅寸前種。ウサギ目ウサギ科。