水槽の種類と解説

熱帯魚用品「水槽」

水中で暮らす動物の飼育には水槽は欠かせません。ここでは更に具体的に紹介していきます。

プラケース

トップページでも書きましたが、なんと言ってもプラケースです。工夫次第で様々に使える実に便利なアイテムです。

プラケースの長所

プラケースの長所としては次のことがあげられます。

○軽い
持って帰ったり、水槽の場所を変えたり、水槽の掃除をしたりするのにとても助かります。

○丈夫
ガラスの水槽は割れると大けがの危険がありますが、プラケースならそう簡単には壊れません。万一、魚が突進しても大丈夫です。

○フタがしっかりしている
フタに関してはガラス水槽やアクリル水槽に比べて最もしっかりしています。キノボリウオ、オオアタマガメなどは、強い力でフタを押しのけて外に出てしまう事がありますが、しっかりしたプラケースのフタならば安心です。

○使わないときは重ねてしまっておける
同じサイズのプラケースでも、その底すぼみの形状を活かしていくつも重ねて保管しておくことができます。

○どこでも手に入る

プラケースの短所

プラケースの短所としては次のことがあげられます。

○透明度が低い
やはりガラスやアクリルに比べると透明度は低いと言えます。しかも傷つきやすく、使っているうちには更に透明度は下がってくるでしょう。とはいえ、普通に飼育する上では必要にして十分な透明度はありますので、割り切って考えれば気にならないものです。

○やや歪んでいる
底がややすぼんでいる形状のため、角度によっては中の動物の姿が少し歪んで見えます。このため、飼育中の生き物の写真撮影にはあまり向いていません。特に底のあたりは歪みが大きく、いつも水底にいる生き物を撮影する際には工夫が必要です。

○比較的小さい
なかなかの大きさのプラケースもあるにはありますが、やはりある程度の大きさの生き物を飼うには小さいと言えます。数十センチにもなる生き物を飼うには、プラケースではなく、アクリル水槽を検討すべきです。

プラケースの用途

飼育容器としての本来の目的以外にも、次のことに使えます。

○水を汲む
別の水槽から水を汲みかえるときは、少量ならホースを使うよりもプラケースで移し替えた方が早いです。

○隔離する
病気の魚、突然生まれた稚魚など、いざという時に役立ちます。また、いじめられている魚や、逆に気が荒い魚を、一時的に分けておきたい時は、プラケースに入れた後に付属のフタをして、そのまま水槽に沈めておくと水質も水温も維持できて便利です。ただし、空気呼吸が必要な魚(肺魚やポリプテルスなどの古代魚、ベタ、グラミー、スネークヘッド、コリドラス、ローチなど)は絶対にこれをやってはいけません!

○水槽掃除の時にとりあえず入れておく。
手近に適当な容器がなければ、とりあえずヒーターとフィルターを入れた少し大きめのプラケースに魚を入れておくと、安心して掃除ができます。ヒーターやフィルターのコードはフタの上部から外に出しますが、魚が飛び出さないように隙間はふさいでおきます。プラケースに入れるヒーターは自動で温度を調節してくれるオートヒーター、フィルターはエアーポンプの要らない小型の水中フィルターが便利です。また、魚が大きかったり数が多い時は、軽くすすいだ活性炭を入れておくと水質の維持に効果的です。

プラケースの購入について

金魚や熱帯魚などを売っているペットショップなら、まずどこでも置いてあるはずです。ぜひ一つはストックしておきましょう。きっと役に立つ時がくると思います。

アクリル水槽

大きな水槽で悠々と泳ぐ魚を観察できるのもアクリル水槽の魅力。夢がふくらみます。

アクリル水槽の長所

○丈夫
衝撃に強いので突進力のある熱帯魚でも安心です。

○軽い

○透明度が高い

○保温力がある
ガラスの水槽に比べて保温力があります。

アクリル水槽の短所

○高価
ガラス水槽やプラケースに比べると高価です。

○水を入れると多少たわむ
水を入れるといくらかふくらみます。とはいえ、鑑賞や写真撮影にはほとんど影響がない程度です。

○固いものでこするとキズがつく
アクリルは割れないかわりに固いものでこするとキズがつきます。水槽を洗うときはタワシなどの固いものは使わないようにしましょう。アクリル水槽の掃除は柔らかい観賞魚用のスポンジで優しく洗います。

アクリル水槽の購入について

大型熱帯魚ショップで売っています。90センチ×45センチ×45センチくらいが扱いやすいでしょう。このくらいになると飼育可能な魚もぐっと増えます。水槽台に合わせたサイズで選ぶことも忘れずに。もちろん置く場所さえあれば大きいに越したことはありませんが、水を入れると大変な重量になりますので、大きい水槽を購入する際は置く場所についても十分な検討が必要です。思わぬ事故の防止のため、水槽台は必ず十分な強度を持った水槽専用のものを使いましょう。ひと昔前の水槽台はシンプルなものばかりでしたが、最近は極めて美しいフォルムの水槽台も発表されています。なお、アクリル水槽自体は驚くほど軽いのですが、その大きさから持って帰るのは大変です。車がない場合は配送してもらうか、通販が便利です。

ガラス水槽

観賞魚用として最も普及しているのがガラス水槽です。繊細な小型熱帯魚の美しさを楽しむならこれしかありません!

ガラス水槽の長所

ガラス水槽の長所としては次のことがあげられます。

○透明度が高い
とにかく透明度が高く、小さな熱帯魚の細かな模様もクリアに鑑賞できます。病気も軽いうちに発見しやすいかもしれません。

○傷がつきにくい
ガラスはとても硬度が高いので、そう簡単には傷がつきません。とても長い間、高い透明度を保つことができます。

○ゆがまない
プラケースはもとから少しゆがんでいますし、アクリル水槽も水を入れるとたわみます。ですがガラス水槽にはこうしたことがなく、熱帯魚を常に正確な形で鑑賞できますので、特に写真撮影に向いています。

○どこでも手に入る
ガラスの水槽はホームセンターなどでも扱われていますので簡単に入手できます。

ガラス水槽の短所

ガラス水槽の短所としては次のことがあげられます。

○割れやすい
最大の弱点は衝撃に弱く、割れやすいということです。 しかも割れた破片は鋭利で危険です。

○重い
ガラス水槽は空でも意外に重量があります。重い上に割れやすいので、大きくなるほど取り扱いが難しくなります。

ガラス水槽の購入について

ガラスの水槽はサイズが大きくなると急激に重くなります。また、うっかり手を滑らせて落としてしまえば木っ端みじんになりますし、しかも破片は鋭利で、大きなケガや事故につながらないとも限りません。ですからガラス水槽の扱いに慣れるまでは、扱いやすいサイズの水槽から始めるのが安全です。特にあまり力に自信がないようでしたら、大きさの目安として、脇をしめて両手をまっすぐ前に出し、水槽を持つポーズをしてみたときに、その幅に収まるサイズから始めると良いでしょう。


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