世界の珍しい鳥の楽園(2.エミューを探す道のり編)

2005.10.12

動物とかのブログ


【前回までのあらすじ】
鳥の楽園「世界鳥類園バードピア」にやってきた私。
4階でサイチョウやクジャクとたわむれ、
いよいよ5階へ。
そこにエミューがいるという情報をつかんだ私は、
はやる気持ちを抑え、次なるステージへと向かうのでした。



さっそく5階への階段を上り、
いざエミューの待つ第二ステージへ。

扉を開くとすぐ目の前に、
やや小型のサイチョウが待っていました。
キタカササギサイチョウです。
追加してもらっていっぱいになったエサ入れを差し出すと
大きなくちばしで小さなエサ入れから
器用にエサをついばんでいきました。

そして、更に進むと、そこには!!
いました!!!
巨大鳥類の生き残り、エミューです!!!
こんなに間近で出会えるとは、まさに驚くばかり。

とりあえず目の前の低木の上に
静かに座っているインドクジャクにエサを差し上げて、
次はついにエミューの番です。
ノッシノッシと近づいてきます。
なんというコワモテの顔でしょう。
近くで見ると、まるで恐竜のようです。
そしてなんという大きさ!デカイ……。
カップを差し出すと大きな目でジロリと中を覗き込み、
豪快にエサに食らいついてきました。
今までの鳥たちとは比較にならないほどのインパクトで、
しっかり持っていないとカップを落としそうです。

写真を撮ろうと間近でカメラを構えると
ここで思わぬハプニングが発生!なんとエミューが、
カメラからぶら下がっていたレンズカバーをくわえてしまったのです。
見つめ合うエミューと私。
エミューは私にレンズカバーを返してくれました。

エミューのために温存してきたエサのたくさん入っていたカップは、
エミューの大きな口によって、わずか三口で空となりました。
この偉大なる巨鳥にエサをあげられるなんて!
私にとって、それはまさに期待を遥かに超えた
とてつもなく素晴らしい体験だったのでした。

古代の巨大鳥類エミュー。
その唯一の生き残りであるこの種と出会えたことの、なんという幸運!
私がこの鳥をますます好きになってしまったのは言うまでもありません。

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