六放サンゴ(イソギンチャク)

9.化石と進化

六放サンゴ(イソギンチャク)の写真と解説

六放サンゴ(イソギンチャク)

学名  Aulosmilia archiaci
分類  刺胞動物門  鉢虫綱
年代  白亜紀
産地  スペイン

六放サンゴにはサンゴとイソギンチャクが含まれ、どちらも同じ刺胞動物(腔腸動物)ですが、六放サンゴ(六射サンゴ)は胃の中にある隔壁、そして触手の数が六本ないし六の倍数という特徴を持っています。六放サンゴは中生代に繁栄した刺胞動物で、地層の年代を特定する手がかりとなる示準化石として重要なものとされています。